サッカースパイク

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名人の「ホームゲーム」

大盤解説

【午後1時30分】現地で大盤解説会が始まった。トップバッターは藤井猛九段と本田小百合女流三段。

 盤上はじっくりとした序盤戦が続いているだけに、余談が多いが、それが面白い。藤井九段創案の藤井矢倉について、本田女流三段が「佐藤康光先生が藤井矢倉についての本を出しておられてますね」。藤井九段は「僕は将棋世界の付録で、ちょっと書かせてもらっただけです……。佐藤さ~ん!」。聞いている将棋ファンは大笑い。楽しい時間を過ごしている様子だ。(佐藤圭司)

 

■対局再開

【午後1時30分】対局が再開した。少考後、森内名人は△6四歩を着手。これからしばらくは、来るべき戦いに向けて、互いにどのような陣形を構築するかが見どころとなる。(村瀬信也)

 

■昼食は共に「うな重

【午後0時30分】昼食休憩に入った。両対局者とも「うな重」だ。

 成田山新勝寺の参道では、参拝客のためにウナギを焼くお店が軒を連ね、香ばしい香りが漂っている。

 今回、出前をしたのは、そんな中の一軒、1798(寛政10)年創業という、うなぎ屋「駿河屋」。運ばれてきたのは、老舗自慢の「共水うな重」(5500円)だ。

 女将の木下よしえさん(66)は「大井川の伏流水の水を豊富に使い、また養殖に適した山土を池底に敷き詰め、静岡県の温暖な気候を利用して、ストレスのおきない天然に近いウナギです」と説明した。

 昼食休憩は1時間で、午後1時半に再開する。(佐藤圭司)